球体関節人形製作記録 その1

こんばんは〜!Otohiです!

最近、球体関節人形を作り始めました。

長いのでここからはドールと呼びますね。

ドールが欲しい!と思い始めたのは8年前くらいでしょうか。当時は学生だったので、比較的大きめの子にはお値段的な意味で手が届きませんでした。ウィッグ、アイ、お洋服……と揃えていったらかなりの金額になりますので。

それでもどうしても欲しい……。色々と調べていくうちにドールを作ることができると知りましたが、難易度が高すぎる…!何度も手を出そうとしましたがとにかく難しそう!できる自信が全くない!と完成品を買うつもりでしかいませんでした。

しかし年を重ねるにつれてクリエイティブさが増してきたOtohiさん(?)。ドールを使った立体作品なんかも作りたいと思うようになり、学生時代に作ったザ・厨二病オリキャラを形にしようと決めました。

参考にしたのは吉田式球体関節人形技法書とドール制作のいくつかのサイトです。必要最低限の道具で制作するつもりなので、必要なものとして書かれている道具は全く揃えていませんし、手元にあるモノで代用しまくっています。もし必要になったら買い足しますし、無くても問題なかったというものは完成した後にまとめたいと思います。

まずは東急ハンズの発泡スチロールとパジコの石塑粘土、ラドールを購入し、設計図を印刷。大きさは大体43cmくらいかと。そして設計図を発泡スチロールに写しカットします。

カットしたら、ラドールを発泡スチロールに巻きつけていきます。ここでもっともっと細く芯を作っておけばよかったとすでに後悔しました。ラドールを巻いたらめちゃくちゃ太くなる…(笑)華奢な子を作る予定だったのに、ものすごく現実的な体型になりました。それはそれでいいか、そういう路線で行こう、と現在やすりをかけて放置している段階です。

とりあえず今はここまでです。次は細かい造形をやっていく予定です。ラドールって乾燥するとめちゃくちゃ硬くなるんですねー!感動しました。

私は展示作品としてドールを作っているのでとりあえずこの子は自立しなくてもいいかな、と思いながら作っています。ドールの中に色々なギミックを仕掛けたいとニヤニヤしながら作っているので楽しいです。

挫折してきた人を何人も見ましたが、始めてみると意外とスムーズに進むドール制作。制作記録の更新が数年前で止まっているブログをいくつも見てきたのでそうならないように頑張ります。

最後に、知恵袋なんかでもよく見かけたのですが、削った発泡スチロールが舞ったりして大惨事になるのを避けるために「芯を紙粘土で作れないか?」と考える方がいらっしゃるようですね。

実は1~2ヶ月前に試みて一度挫折しております。

発泡スチロールを削る段階を見て「どこで手に入れたらいいんだ…!?」「削りカスの処理は一体どうすれば…!?」と諦めそうになったので、芯を100均の紙粘土でつくってラップを巻いてラドールを重ねて行こうかな、なんて思って芯作りに励んでいました。が、紙粘土、重い…!そしてベースとはいえ芯の造形をゼロから捏ねてやるのめちゃくちゃ難しい…!

とりあえず形にはしましたが思ってたんとちゃうわ!状態でしたので、そのまま放置してしまいました。

その後、先ほど書いた通り発泡スチロールで芯を作ったら一瞬で終わったのと思っていた以上に簡単にできたので最初からこうすればよかったと思っています。制作環境が問題ですよね。不可能ではないと思いますが、発泡スチロールでやる方がめちゃくちゃに楽なのでそちらをお勧めします。

果たして完成するのでしょうか~!?ここで更新が止めさせないぞという戒めを込めて書きました(笑)完成させます…!頑張るぞ!お楽しみに!

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