球体関節人形製作記録 その2

お久しぶりです!Otohiです。

球体関節人形製作ですが、お察しの通り手をつけていませんでした。

前回の記事に“芯に粘土を巻いたら想像以上に太くなってしまった”と書いたのですが、それが気に入らなかったためいつか作り直そうと放置したまま数ヶ月…。発泡スチロールを削るのは削りカスが大変なことになるので腰が重いのですが、やっぱり作りたい!ともう一度最初から作ることに。

完成形から粘土の厚みを引いたぶんを発泡スチロールで形にして、粘土を巻いて、乾かしました。前回よりはマシな見た目になりましたね。

今は頭部の細かい部分の造形と同時に、胴体の芯を抜いてこちらも細かく好みに仕上げているところです。

顔は人形の命と言いますが、本当にその通りでございます。何度やり直しても終わらないです。キリがないぞ!これ!人間の顔に好みがあるように、ドールにも好みがありますよね。私はあっさりめの顔が好きなので、意識して造形するもなんだか可愛くない。多少大袈裟にしないと見栄えがしないようです。

ドール制作の手法を本やサイトをいくつか参考に作っていますが、顔つき身体つきだけは実物を見て自分なりに解釈するべきですね!ここは重要だと思います。

身体は自分自身を鏡に写して何度も観察しました。お腹の肉付き、肋、鎖骨……。難しいですね。でも楽しいところです。

頭部に関してはとにかく好みを意識して作った結果、満足のいく顔になってくれました。下書きの時点では……(´;ω;`)

この後に頭部を割って、目が入るように眼球が入るところに穴を開けるのですが、この作業で心が折れています(現在進行形)。

左右対称に彫っているつもりなのに、鏡に合わせたら目の高さが全く違う!幅も違う!つり目の子にしたいのにたれ目気味!目を彫ってわかる鼻の曲がり!彫りの深さも微妙に違うな!?あーーーー!

目を全て埋めてはじめからやり直す自信もないので、削りすぎたところと曲がった鼻に粘土を足しました。乾かしてからまた彫ろうと思い、そこで放置しています。イマココ!

全然可愛くないけど現在の頭部の写真を載せておきます。参考に。ホラー注意ですよ!

夢に出てきそうとか言わないでください。可愛い子にして見せます。この製作記の最後のパートには美少女がいるはずです。いや、います。

こんな感じのぐだぐだ制作でうまくもいっていないのですが、目の部分に穴が空いて仮の眼球を入れた時の感動は大きかったです。下手くそだけど、ちゃんと人形でした。

この時点で気づいたことをいくつか。

頭も体も盛り足していくので想像以上に細身に作って良い!

最初は「彫り」という概念を重要視していなかったので、完成形に近い大きさで頭部の芯をとっていました。後から盛ることを考えて芯を作っていった方がいいです。この失敗で初めからやり直しました。彫りを意識する造形をしたら頭部が長くなってしまうという事故が起きてしまったので。

身体も同様です。肉付けは好きにできます。

芯にはラップを巻いた方がいい

これは本当に失敗したと思いました。芯を取り出すときに粘土に発泡スチロールがくっついて大変なことに…!他のサイトでは当然のようにラップを巻いて製作されていたので、私もそちらをお勧めします。

とりあえずは以上の二点です。

関節の球体も同時製作しておりますが、球体スチロールのサイズ感も結構難しいです。適当に選んだら見事に失敗したため、常に粘土の厚みを考えなければいけないですね。球体スチロールは手芸屋さんはもちろん、サイズは限られますが100均にも置いてありました。作るドールのサイズによって必要な大きさは変わってくるので、設計図に合わせて購入してください。

顔の造形が終わる気がしませんが、ここまできたら最後までやってやりたいですね。やります。

適当にやってもなんとかなるけど、苦労しますね。当たり前だ!頑張ります!

それでは!

コメントを残す