RaspberryPi + Volumioでつくる簡単ネットワークスピーカー Part 1

お久しぶりです、Azusaです!

本日はRaspberryPiにVolumioをインストールして簡単にネットワークスピーカーを作る手順を紹介しようと思います。

といっても、最低限必要なものはRaspberryPi本体とスピーカー、及びその動作に必要なmicroSDカードや配線のみで、難しいことは無いので興味がある方はチャレンジしてみてくださいね!

まず、microSDカードにVolumioというOSをインストールします。

インストールと言っても、Volumioのウェブサイトからzipファイルをダウンロードして、それを解凍したものをイメージライターでmicroSDカードに書き込むだけです♪

Volumioのウェブサイトは英語なので、どこでダウンロードするかわからないって方は下の画像を参考にしてみてください。

これで”volumio-2.861-2020-12-22-pi.img.zip”というファイル(日付やバージョンによって数字が変わります)がダウンロードできました。

このファイルがSDカードの中身をまるごとコピーしてあるファイルで、このファイルを書き込むことによってVolumioのインストールが完了します。

書き込むと言っても、SDカードにそのファイルをコピーするのではなく、イメージライターというソフトを使って書き込みます。

ここではbalenaEtcherというソフトを紹介します。

こちらもウェブサイトは英語ですが、上記リンクを開くと、Downloadがすぐに見えるのでわかりやすいかと思います。

ここからインストーラ(もしくはポータブル版)をダウンロードしてインストール(ポータブル版はそのまま起動できます。)すれば書き込む準備は整いました。

注:この先microSDカードに書き込むと、そのSDカードに入っていたデータは全て消えてしまいますので、新品のカードを使うか、消えても問題ないカードを使用してください!!!

次に書き込み先のmicroSDカードをPCに接続してbalenaEtcherを起動します。

そして”Flash from file”をクリックして、先程ダウンロードしたVolumioのzipファイルを選択します。

次に”Select target”をクリックして、書き込み先のmicroSDカードを選択します。

ここで表示されない場合はカードがきちんと認識されているかを確認してください。

(また、Show ~ hiddenをクリックするとシステムディスク等も表示されるようになっていますが、間違えてシステムディスクに書き込んだ場合、OSも含めすべてのデータが消えることになりますので、絶対に間違えないようにしてください。
基本的にはShow ~ hiddenはクリックしないようにしましょう。)

microSDカードを正しく選択できたら”Flash”をクリックすると書き込みが始まります。

少し時間がかかる場合もありますので、のんびり待っていると”書き込み終わったよ!”的なメッセージが出ます。

これでVolumioの書き込みは終了です。

この出来上がったカードをRaspberryPiに挿入して起動するとVolumioが起動します。

ですが、起動前にRaspberryPiにLANケーブルを接続して、起動時にネットワークに繋がる状態にしておいてください。

RaspberryPiには無線LANも搭載されており、無線で運用したい方もいらっしゃると思いますが、最初の設定が終わるまでは有線にしておいた方が楽ですので。

また、LANケーブルと電源ケーブルさえ繋がっていれば、キーボード・マウス・ディスプレイ等は必要ありません。

起動後の設定は全てブラウザ経由でPCやスマートフォンから行うことができます。

起動後の設定といっても、アクセスしたら初期設定のウィザードが表示されますので、それに従って設定していけばOKです。

少し長くなってしまったので、起動から設定についてはパート2の記事に分けようと思います。

では、また次回に~♪

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