ピックアップのマグネットの種類で音はどのように変わるのか

おはようございます…Azusaです!

今回はピックアップのマグネットの種類をアルニコ5・セラミック・ネオジムと変えてみたので、どのように音が変化したかについてです。

検体にしたのは壊れても惜しくないレベルの1個1000円程度のAmazonで売っていたセラミック磁石の激安ピックアップです。

同じく変更したマグネットもAmazonにてできるだけ安いものをということで注文したものです。

まず、デフォルト状態のセラミックですが、特に変な癖があるわけでもなく、フラットにバランス良く出ていると感じました。

すごくスッキリした感じで個人的にはすごく好きな傾向の音です。

そしてピックアップを取り出し、裏に貼ってあるマグネットを剥がした上で、ポールピースを慎重に抜いてアルニコ5の円柱型のマグネットに換装。

再度装着した上でサウンドを比較すると、なんというか温かみのあるというんでしょうか、角が取れて丸くなったような印象を受けました。

大げさに言えばかまぼこ型もしくは高音側だけ削られたような、ちょっと太い感じの音でしたね。

さて、この2つのマグネットはよくピックアップに使用されているので比べたことがある方も多いと思います。

今回の本命というか、個人的に一番気になっていたネオジム磁石です。

同様に最初についていたポールピースに戻した上で、裏側にネオジム磁石を貼って戻しました。

音を出すと…お?セラミックよりさらにスッキリした音がする!

セラミックを更に高音寄りにしたような感じで、気持ち良い音ですね。

ただ、音の厚み的なものはあまり感じず、のっぺりしているというんでしょうか…?

抜けの良い音は大好物なので個人的にはすごく好感触なのですが、人によっては薄っぺらいと感じてしまうでしょうから、好みが分かれそうなところです。

というわけで、今回の実験結果は、

・ウォームで温かみや厚みを感じる傾向の音を目指すならアルニコ5

・スッキリした抜けの良さを追求するならネオジム

・どちらかといえばスッキリ側だけど、程々でバランス良くなって欲しいならセラミック

こんなところでしょうかね。

セラミックとネオジムに関してはすごく整った感じを受けたのですが、1枚のマグネットなので全ての弦に均等に磁力が分散した結果なのかなと思います。

逆にアルニコ5はポールピースごとに別のマグネットなので、もしかすると磁力のバラツキがあって今回のような出音になった可能性も…?とか実験後に思い至りました。

複数のマグネットを使う場合は、マグネットごとの磁力の強さとかも揃えられたら最高なのでしょうが、そこはまた気が向いたときにということで。

今回はピックアップのマグネットによる音の傾向の違いを簡単に実験した結果をお伝えしました!

また、何か思いついたら実験して記事にしていけたらと思います。

ではでは〜♪

コメントを残す